top of page
  • 執筆者の写真Nagisa Kato

神宮外苑再開発説明会:JSCに追加開催を要望しました

更新日:2023年7月4日


神宮外苑再開発説明会について、30日に事業者より説明会の開催について発信がありました。その内容は私たち有志のみならず多くの都民、国民が望んだ形、相互理解を深め歩みよるために必要だと思われる形式とは大きくかけ離れた内容でした。

つきましては先日会談を行った独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)に対し、改めて抗議の申し入れと、追加開催について要望しました。


独立行政法人日本スポーツ振興センター

ご担当様


先日は説明会の開催についてお電話をいただきましてありがとうございました。

事業者皆様からの発信も確認させていただいております。


説明会の要件については、我々の求めていた

・区切りのない、希望する方全員が参加できるオープンなもの

・専門家の参加も妨げず、対話のできる形

を一切聞き入れていただけておらず大変遺憾に思います。


最初に区に陳情を行ったのが2月。そこから4ヶ月もの時間をかけて検討された内容は、

いかに国民からこの開発についての疑問や意見を受け付けないかに終始された印象です。


繰り返しになりますが、私たちは開発に対して即座に反対を申し立てているものではございません。

ただ、開発が始まりましたら子どもたちの毎日に影響が出るばかりでなく、

今ある緑豊かな環境、スポーツをできる機会は確実に奪われます。

また、開発の先にできるものが、私たちの世代ではなく子どもたちの世代のその先に持続可能なものなのかが見えないため、

説明と専門家からの疑問に対する回答を明確にいただく場を必要としていました。


今回設定された説明会ではその要件を一切満たしておりません。

我々*小学校、*幼稚園地域のみならず、最至近の*小学校の学区も一定地域範囲外です。


まず、公式文書にはポスティングの範囲が示されていません。

(区に問い合わせて380mとのこと。)


暑い季節に遠方の設定、電車賃などでハードルを作り、高齢者の方への配慮もありません。

また、質問が出ても施設管理権を盾に打ち切り可能です。

これでは形だけの説明会と言わざるを得ません。


現在、この開発は区民、国民だけでなく国際的にも大きな関心ごととなっています。

広く理解を得るためにしては、近隣小学校の保護者世帯も入らないなど範囲が狭すぎます。

そもそも範囲を設定せずに、どんなに不都合な質問が出ようともしっかりと向き合い切ることが大切なのではないでしょうか。

特に秩父宮ラグビー場は国有地です。国民がその運用を見守る権利があります。


我々<明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会>は30日に発信された説明会の開催方式に断固抗議します。

加えて以下のことを要望します。


・事業者サイトに配布範囲設定の理由との380mであることを明示

・範囲を区切らない説明会の追加開催(場所は国立競技場なども検討ください)


本日よりポスティング開始ということですので、追加の開催を要望します。

先般の会談でお伝えした通り、収容人数に問題があるなら国立競技場の使用の開催の追加も含め、改めて範囲を区切らない方法と、説明会が意見交換の場であるように依頼します。



抗議文はHPにて正式に発表しておりますが、改めて添付させていただきます。


JSC様は文科省に連なる国民に寄り添う機関だと信じ、地域子育て世帯の切なる願いを託させていただきます。

事業者他3社様に確実に展開の上、回答をお待ち申し上げております。


明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会

代表 加藤なぎさ





追記:本日より案内状の投函が始まっています。



閲覧数:350回2件のコメント
  • Facebook - White Circle
  • Pinterest - White Circle
  • Instagram - White Circle

© 2023 明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会

bottom of page